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[C33] 面白く無き世を面白く、住み成す者は心為り

故遠藤周作先生も読書のエッセイで物語を楽しむのは「他人になれる悦び」を味わうためだと仰っていますから、キャラクターに自己を仮託するのは別に作品の楽しみ方として間違っていないと思います。
なので、こういった仮託論は多分「他人に必死な自分=恥ずかしい」という自虐なんじゃないかと思います。物語を自己生成する創作者側はともかく、物語を消費者は結局何も生み出さないし、世の中に何も貢献もせず、影響も無い存在なんだという自虐観。そして「自虐行うことで自分の正常性(=冷静な自我)を保てる」いう思想(≒現実と空想混同論)が在るために、このような仮託論が出てきたじゃないかと思います(というかアニメ黎明期はおろか手塚先生全盛期のころからこの手の論議はあったと気がするのですが…)。
一応、『萌え』について卒論を書いた身として言わせていただきますと、自己が抱える懊悩の解決や救済を理想上の他人に求めるのは人類史上ごく一般的なことなので(宗教とかイデア論とか正にそのものですし)素直に作品なりキャラなりを楽しんで、明日の希望にできればいいいんじゃないかと思います。今日の自分に絶望するより、誰かの物語に希望を見出した方が人生楽しいと思いますので。
長文、失礼いたしました。
  • 2009-05-29
  • 投稿者 : 木麻
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[C34] 仮託論を東方で置き換えると

霊夢 さん や 魔理沙 さん を操作するプレイヤー…と言った所ですか…

「自己の問題」と言うより「自己の願望」と言った方が解りやすい気もしますがゲームと言う枠組みで考えるなら
ロール プレイング ゲーム の「ロール プレイング」は「役割を演じる」と言う意味がある様に
操作する対象が人間であれメカであれ、その他の対象であれ操作対象を自分の分身として仮託する事で
ゲームを楽しむと言うことは、よくあること。ではあると思います。ある意味、仮託論と言うのは

「物語、等と言う非科学的な物を否定する事は進歩的な事」

と言う事を前提にした考え方かもしれませんね。

アニメやゲームや同人界隈の世界には少なからず制作者側にも消費者側にも「困ったちゃん」が居ますが
その困ったちゃんの人間性というものもあるでしょうが、こういう仮託論の様に「自分自身と物語は切り離して考えるべき」
みたいな考え方が、そういう困ったちゃんを拡大再生産している様な気も致しますが…多分気のせい…だといいなぁ…
  • 2009-05-30
  • 投稿者 : CF-345 BLACK FLY
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[C36]

>木麻さん
ホントに仰るとおりだと。
要は素直に楽しめればいいと思いますし、創作側だって読者あっての作品なんで、楽しんで貰ってナンボです。
そもそもこの世界に足踏み入れた以上正常も何も無いんですからw、そうした異常を楽しんでしまえばいい、どうせ学校や会社で真っ当な日常に戻されてしまうのだから、と思いますね。

>CF-345 BLACK FLYさん
そういやファンタジーやSFにやたらと「厨二設定」「厨二作品」と、「じゃあ何作ればいいねん?」と訊き返したくなるぐらいにしつこくレッテル貼ってる人もいますけど、それも同じ感覚かも知れません。
木麻さんの仰るような「自虐=自己の正常化」が自虐から他虐へと拡大解釈された結果、あるいは自分が本当に正しい事をしてるのだと勘違いした結果そういう困った子が増えてしまった、と考えられなくもないですよねぇ。
  • 2009-06-03
  • 投稿者 : 桜戸つぐひ
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オタク論は総じて極論に走りがち

最近、「近頃のオタクの萌えは美少女に自己の問題を仮託してるだけ」というのに関する話を何件か読んだ。

まぁそれを一つの傾向として考えてみるのはいいと思いますし、内容にも頷ける点も多いです。

けど、それはあくまで消費し・鑑賞する側の話であって、一次二次問わず創作・供給する側にも当てはめて論じるのは正直どうかと思った。

何次創作かなんて関係なく、そもそも創作というモノは須く自己の問題の仮託・投影以外の何物でもないです。登場人物は皆作者の何かしらのペルソナの投影です、或いは二次創作にしたって人物設定がオリジナルじゃないだけでやってる事は同じ。そんなの代○世代オタクとかいうどころか有史以前の洞窟壁画の時点からそうだと思いますよ。


あとどちらの側にせよ、それを問題視するのはちょっとおかしいんじゃね?とも。

それに共感しカタルシスを覚えるか否かはそうやって明らかにされた作者の内面と、読者(鑑賞者)の内面との関係だって事に何か問題でも?
物語を読む際に、登場人物の誰かに自己を仮託して、その結末に一喜一憂するという読み方のほうが、寧ろ普通だと思うんだが何か変だろうかね?

逆に俺は、そうなってない作品を見ても、面白いとも何とも思わないけどなぁ。
一方で、それを商売に利用する事も昔からある話なので何の違和感も感じません。


そういう極論に俺自身釣られてしまった感もあるけど、
「そんなの大昔から当たり前(≒いちいち論じるほどの事かね?)」
「供給側がそういう仮託し易いキャラを萌えキャラとして設定しても、マーケティングを考慮するなら寧ろ自然な流れ」

かと思うんですけど。

3件のコメント

[C33] 面白く無き世を面白く、住み成す者は心為り

故遠藤周作先生も読書のエッセイで物語を楽しむのは「他人になれる悦び」を味わうためだと仰っていますから、キャラクターに自己を仮託するのは別に作品の楽しみ方として間違っていないと思います。
なので、こういった仮託論は多分「他人に必死な自分=恥ずかしい」という自虐なんじゃないかと思います。物語を自己生成する創作者側はともかく、物語を消費者は結局何も生み出さないし、世の中に何も貢献もせず、影響も無い存在なんだという自虐観。そして「自虐行うことで自分の正常性(=冷静な自我)を保てる」いう思想(≒現実と空想混同論)が在るために、このような仮託論が出てきたじゃないかと思います(というかアニメ黎明期はおろか手塚先生全盛期のころからこの手の論議はあったと気がするのですが…)。
一応、『萌え』について卒論を書いた身として言わせていただきますと、自己が抱える懊悩の解決や救済を理想上の他人に求めるのは人類史上ごく一般的なことなので(宗教とかイデア論とか正にそのものですし)素直に作品なりキャラなりを楽しんで、明日の希望にできればいいいんじゃないかと思います。今日の自分に絶望するより、誰かの物語に希望を見出した方が人生楽しいと思いますので。
長文、失礼いたしました。
  • 2009-05-29
  • 投稿者 : 木麻
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[C34] 仮託論を東方で置き換えると

霊夢 さん や 魔理沙 さん を操作するプレイヤー…と言った所ですか…

「自己の問題」と言うより「自己の願望」と言った方が解りやすい気もしますがゲームと言う枠組みで考えるなら
ロール プレイング ゲーム の「ロール プレイング」は「役割を演じる」と言う意味がある様に
操作する対象が人間であれメカであれ、その他の対象であれ操作対象を自分の分身として仮託する事で
ゲームを楽しむと言うことは、よくあること。ではあると思います。ある意味、仮託論と言うのは

「物語、等と言う非科学的な物を否定する事は進歩的な事」

と言う事を前提にした考え方かもしれませんね。

アニメやゲームや同人界隈の世界には少なからず制作者側にも消費者側にも「困ったちゃん」が居ますが
その困ったちゃんの人間性というものもあるでしょうが、こういう仮託論の様に「自分自身と物語は切り離して考えるべき」
みたいな考え方が、そういう困ったちゃんを拡大再生産している様な気も致しますが…多分気のせい…だといいなぁ…
  • 2009-05-30
  • 投稿者 : CF-345 BLACK FLY
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[C36]

>木麻さん
ホントに仰るとおりだと。
要は素直に楽しめればいいと思いますし、創作側だって読者あっての作品なんで、楽しんで貰ってナンボです。
そもそもこの世界に足踏み入れた以上正常も何も無いんですからw、そうした異常を楽しんでしまえばいい、どうせ学校や会社で真っ当な日常に戻されてしまうのだから、と思いますね。

>CF-345 BLACK FLYさん
そういやファンタジーやSFにやたらと「厨二設定」「厨二作品」と、「じゃあ何作ればいいねん?」と訊き返したくなるぐらいにしつこくレッテル貼ってる人もいますけど、それも同じ感覚かも知れません。
木麻さんの仰るような「自虐=自己の正常化」が自虐から他虐へと拡大解釈された結果、あるいは自分が本当に正しい事をしてるのだと勘違いした結果そういう困った子が増えてしまった、と考えられなくもないですよねぇ。
  • 2009-06-03
  • 投稿者 : 桜戸つぐひ
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桜戸つぐひ

桜戸つぐひ

新潟出身&在住。性別は男。

好きなもの:飛行機・車・猫・メタル

バナーURLはhttp://www2.odn.ne.jp/~cdo96240/mbanner.JPGです
※当ブログは桜戸つぐひの自前サイトAcacia Avenueの一部となっています。
(クリックでヘッダーが出ます)


■Web絵描きです
最近は東方project方面の同人作家です。
皇国水軍隆山鎮守府さんのところで『東方飛行隊』の絵を描いてたりします。

■素人ミュージシャンです
一応メタルシンガーです。
新潟鋼鉄のスタッフとして地元の新潟でメタルイベントを主催していたりします。

■Web小説書きです
自前のサイトの所で見れます。
今以て未完です。ここで更新が止まってるとどう見ても中二小説です。いずれ更新します。

■重度のサカオタです
主にプレミアシップ観戦者です。
マンチェスター・ユナイテッドとセルティックの2大ケルト系クラブとアルビレックス新潟(地元)のファンです。
上記3クラブに対立するクラブとACミランとレアル・マドリーが大嫌いです。

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■12/30 コミックマーケット83
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詳細は「info」にて。

■東方飛行隊 (公国水軍隆山鎮守府)

公国水軍隆山鎮守府さんの仮想戦記企画。
イラスト、その他各設定協力として参加しています。

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東方飛行隊とは別のミリタリー企画。
缶バッジ化してイベント展開中です。

■神恋 (魔道琥珀研究所)
神恋応援中!
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